髪の毛にも寿命があるって本当?生え変わる周期と薄毛との関係を解説

この記事は「#AGAのウソホント」シリーズの第31回です。 よくある薄毛の疑問を、診療ガイドラインや研究、公的機関の情報を参考に、できるだけわかりやすく解説しています。

※本記事は、公的な診療ガイドラインおよび公表されている研究を参照して執筆しています。参考文献・参考情報は最後にまとめて掲載しています。

「髪の毛って、一度生えたらずっと伸び続けるの?」実はそうではありません。

髪の毛には「成長して、抜けて、また新しい髪が生える」というサイクルがあります。つまり、髪の毛にもある意味「寿命」があるんです。

では、1本の髪はどのくらいの期間生えているのでしょうか。そして、この生え変わりのサイクルと薄毛にはどんな関係があるのでしょうか。

この記事では、髪の毛の寿命と生え変わりの仕組みをわかりやすく解説します。

この記事で分かること
  • 髪の毛にも寿命があるといえる理由
  • 髪の毛が生え変わる「ヘアサイクル」の仕組み
  • 髪の毛の寿命はどのくらいなのか
  • 髪が抜けることと薄毛の違い
  • 生え変わりのサイクルと薄毛の関係
    目次

    髪の毛にも「寿命」があるって本当?

    髪はずっと伸び続けるわけではない

    髪には、成長して、抜けて、また新しい髪が生えるというサイクルがあります。詳しくは次の章で解説します。

    髪の毛が生え変わるのは自然なこと

    「髪が抜けた=ハゲる」というわけではありません。正常なヘアサイクルのもとでも、古い髪は自然に抜け落ちるものです。

    髪の毛が生え変わる「ヘアサイクル」とは?

    ここが今回の記事の中心パートです。髪の毛は、次の3つの段階を繰り返しています。

    ①成長期

    髪が実際に成長している期間です。毛母細胞が活発に働き、髪の長さや太さに関わる重要な時期とされています。医学文献によると、頭皮の髪の成長期は一般的に2〜6年程度続くとされています。

    ②退行期

    髪の成長が徐々に止まっていく期間です。毛根の活動が弱まり、成長期に比べてかなり短い、数週間程度の期間とされています。

    ③休止期

    成長が完全に止まった状態です。この期間を経て、最終的に髪は抜け落ち、その後、同じ毛包から新しい髪が成長を始めます。休止期の髪は、一般的に約100日(3ヶ月程度)頭皮にとどまるとされています。

    髪の毛は1本ずつ違うサイクルを繰り返している

    頭にあるすべての髪が、同じタイミングでこのサイクルを進んでいるわけではありません。髪はそれぞれ異なるタイミングで成長期・退行期・休止期を繰り返しているため、毎日すべての髪が一斉に抜けるわけではないのです。

    髪の毛の寿命はどのくらい?

    髪の毛が伸び続ける期間には個人差がある

    成長期の長さには個人差があり、年齢や体質などによっても変化するとされています。「髪の毛は◯年で必ず抜ける」というように、一律に決まっているわけではありません。

    長い髪を見れば「寿命が長い」とわかる?

    成長期が長い人ほど、髪を長く伸ばせる可能性があると一般的には考えられています。1ヶ月に髪が伸びる長さについては、「髪の毛は1ヶ月に何センチ伸びる?」の記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

    髪が抜ける=薄毛ではない?

    ここは気になる人が多いポイントです。

    正常なヘアサイクルでも髪は抜ける

    これまで見てきたとおり、正常なヘアサイクルのもとでも、古い髪は自然に抜けます。抜け毛があること自体は、異常なことではありません。

    注意したいのは「髪の本数」だけではない

    抜け毛の本数だけでなく、髪の太さや、生えてくる髪の状態、ヘアサイクルの変化なども、総合的に見ることが大切です。具体的に確認したいポイントは、次の章で詳しく紹介します。

    「抜けた髪があるからハゲる」は間違い

    抜け毛そのものよりも、髪が生え変わるサイクルに変化が起きていないかどうかが重要です。

    髪の毛の生え変わりと薄毛には関係がある?

    シリーズのテーマであるAGAとの関係を見ていきましょう。

    AGAではヘアサイクルに変化が起こる

    AGAでは、男性ホルモン(DHT)の影響によって毛包の成長期が徐々に短くなり、髪が十分に成長する前に、細く短い状態になりやすいとされています。

    細く短い髪が増えてきたら要注意

    単純な「抜け毛の本数」だけでは判断できないポイントとして、次のような変化に注目してみましょう。

    • 髪が以前より細くなった
    • 短い毛が増えた
    • 髪全体のボリュームが減った

      こうした変化が続く場合は、ヘアサイクルに変化が起きているサインの可能性があります。

      髪の毛の寿命を伸ばすことはできる?

      「髪の寿命を◯年伸ばす」という考え方には注意

      「これをすれば髪の寿命が2倍になる」というような、劇的で確実な方法があるわけではありません。断定的な情報には注意しましょう。

      大切なのは髪だけでなく毛包の状態

      髪そのものだけでなく、髪を作り出す毛包の状態を健康に保つことが大切だと考えられています。

      気になる変化があるなら早めに専門家へ相談

      「最近、髪が細くなってきた気がする……」そんな人は、単純に抜け毛の本数だけを見るのではなく、髪の状態そのものをチェックしてみましょう。

      AGAが関係している場合、日常のヘアケアだけでなく、医学的な治療が選択肢になることもあります。気になる変化が続くときは、皮膚科やAGAを診療する医療機関に相談することも一つの方法です。

      早めに専門医へ相談したい方へ AGAは進行性の脱毛症であるため、気になるサインがあれば早めに専門クリニックへ相談することが大切です。最近では、通院の手間が少ないオンライン診療を選ぶ方も増えています。料金や特徴を比較しながら検討したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

      ▶ AGAオンライン診療が安いおすすめランキング【月1,049円あり】料金徹底比較!

      髪の毛の寿命・生え変わりについてよくある質問

      Q.
      髪の毛は何年で生え変わりますか?

      A.

      個人差はありますが、頭皮の髪の成長期は一般的に2〜6年程度とされています。この成長期を経て、髪は数年単位で生え変わっていくと考えられています。

      Q.
      髪の毛は一生伸び続けますか?

      A.

      いいえ、髪の毛はずっと伸び続けるわけではありません。一定の成長期間を終えると成長が止まり、やがて自然に抜けて、新しい髪に生え変わります。

      Q.
      髪の毛が抜けるのは普通ですか?

      A.

      はい。正常なヘアサイクルのもとでも、古い髪は自然に抜けます。抜け毛があること自体は、誰にでも起こる自然な現象です。

      Q.
      髪の毛の生え変わりが多い時期はありますか?

      A.

      季節や体調などによって、抜け毛の量が変化することはあるとされています。ただし、生え変わりの時期には個人差があり、一律には言えません。

      Q.
      髪の毛の生え変わりと薄毛は関係ありますか?

      A.

      AGAでは、ヘアサイクルの成長期が短くなることで、髪が十分に成長しないまま細く短い状態で抜けやすくなるとされています。抜け毛の本数だけでなく、髪の太さや状態の変化も確認することが大切です。

      まとめ|髪の毛にも寿命がある。でも「抜ける=ハゲ」ではない

      この記事のポイントを整理します。

      • 髪には成長期・退行期・休止期というサイクルがある
      • 古い髪が抜けるのは自然な現象
      • 抜け毛があるだけで薄毛とは限らない
      • AGAではヘアサイクルに変化が起こる
      • 髪の太さや短い毛の増加などもチェックする

      髪の毛にも寿命があるのは自然なことです。大切なのは、抜け毛の本数だけにとらわれず、髪の太さや状態の変化を見ていくことです。

      「#AGAのウソホント」シリーズでは、このほかにも身近な薄毛の疑問について解説しています。あわせてご覧ください。

       

      参考文献・参考情報

      ※本記事は、公的な診療ガイドラインおよび公表されている研究を参照して執筆しています。個別の症状や治療については、必ず医療機関にご相談ください。

      よかったらシェアしてね!
      • URLをコピーしました!
      • URLをコピーしました!
      目次