乳房のしこり、痛み、分泌などのさまざまな症状に対して診療を行います。 女性の乳房は生涯を通して変化し続け、その変化は年齢、生理周期、妊娠、授乳、閉経、ホルモン剤などに関係しています。また、ごくまれに男性もホルモンバランスの関係で違和感を覚える方がいます。このような変化のある自分の乳房を日頃から自己検診しておくことは重要で、普段の状態を知って初めて症状に気づくことが可能となります。
日本人女性でも、乳がんは近年増加傾向にあるため、定期的な診断を受けておくと安心です。自己検診を行い、異常を感じたときにはためらわず乳腺外科を受診してください。
その他、乳がん検診受診希望の方、検診で要再検査となった方もご相談ください。※診察・検査は女性医師、女性技師が対応いたします。
乳房に痛みがある
乳房にくぼみがある
腕を上げると乳房にひきつれが生じる
乳頭から分泌液(赤・褐色)がでる
乳頭が陥没している
乳頭がただれている
乳房が熱をもつ
視触診
専門の医師が注意深く乳房を触れることにより、しこりの有無などを調べます。
マンモグラフィ
乳房のレントゲン検査で、専用の装置を使います。石灰化病変や視触診ではわからない小さな病変を捉えることができます。乳がんの早期発見のために欠かすことの出来ない検査のひとつです。
乳腺エコー
乳房の超音波検査で、しこりの描出に優れています。X線による被ばくがないため、妊娠中・授乳中でも検査可能です。
穿刺吸引細胞診
(せんしきゅういんさいぼうしん)
しこりやなんらかの異常があった場合に、その一部を注射器で吸引してがん細胞の有無について調べる検査です。数日で結果がわかります。